針供養は、古くなって傷んでしまった裁縫の針を供養する行事です。裁縫は、古くから女性にとって重要な仕事の一つであったことから、針への感謝と、今後の裁縫技術の上達を願って行われるようになったといいます。供養方法は、豆腐・こんにゃくなど柔らかいものに、使えなくなった針を刺して、川へ流したり、土の中に埋めたりするのが一般的でした。柔らかいものに刺すのは、働き続けて使えなくなった針に「最後くらいは柔らかいもので身を休めてほしい」という、いたわりの気持ちからといわれています。
当日は針供養の後に、成道会とこども坐禅も大本堂にて執り行いました。保育園の園児達がとても頑張っていました。
皆様ありがとうございました。